2003年 夏
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参考 アドバイザー(ガーデニングゲイト 樹里さん) 販売されている柑橘類はすべて接木です。台木はからたちなどが多いようです。 レモンの木は1mくらいになるまでは剪定はいりません。込みあって風通しが悪く なったり逆らい枝(方向が逆に出ている枝)立ち枝(枝の途中から上に向かって 飛び出している枝)などを取り除くだけで充分です。 レモンは熱帯産常緑高木です。現地では10mを越す高木になります。 鉢で育てる場合は、それなりの剪定と鉢替え、肥料、水やりの細やかな 管理が必要です。 レモンは水分をたくさん要求する木です。真夏の朝夕の水やりは欠かさないで ください。 その分養分も流れますから置き肥(油粕と骨粉の玉肥)を5号(15cm)鉢に2個 7号(21cm)鉢に3個10号(30cm)鉢で5個くらい施してください。 鉢は同じ号数でも深いものが適切です。 直ぐに乾いてしまうようなら今すぐに鉢増ししてください。 一回り大きな鉢に赤玉小粒6:腐葉土3:パーライト1を加えて植え替えます。 私ごとで恐縮ですが、私も5年前から、鉢植えのレモンを育てています。 初めは実のなっている15cm位のものを通販で求めました。 ショードガーデンのわが庭では、条件が悪いのですが、こういうところでも実が なるのかという実験がしたくて育てています。 日当たりの悪さをカバーするために、鉢であることを幸いに日当たりを求めて あちこち移動させたり揚げ羽の幼虫に葉の3分の2まで食べられてしまった (レモンは揚げ羽の大好物です)年もあって、それからは揚げ羽が飛んできた後は 卵(1mm位の白いもの)を探して葉30枚に対し一個の卵を残して 残りはとることにして、木の保存とアゲハの種の保存にも気を使っています。 柑橘類に花をつけるには、しっかりとした根を作ること、葉の数が重要なことから、 元肥をしっかりと施すこと(油粕と骨粉)追肥(液肥)カリ肥料(草木灰)を絶やさな いことが大切なことが解りました。 あと夏場に水を充分過ぎるほど与えることがポイントです。 こうして今年はやっと3つだけ実がなりました。樹高は70cm10号の深鉢で育てています。 レモンは沖縄などの熱帯気候以外のところでは、冬は保温が必要です。 最低12度以上のところで越冬させてください。室内の窓辺か温室が必要です。 私は南向きのベランダの大型無加温室(1m×1.5m)の中に、小型温室(45cm×95cm)を 置いて加温し余熱で冬越し挿せています。大型の洋ランなどもこれで咲きます。 室内で温度が足り無いときは、ビニールカバーをすると保温できます。 (鉢まですっぽり覆うことです根も株の一部なので冷やさないことです。) 受け皿に水をためるのは夏冬通してやめましょう。 根が酸素を吸えず窒息します。葉の黄色いのは日照不足と、肥料不足、水不足が 考えられます。 |
2003年 8月 | ||
鉢回し 今年も実は期待できないので 一回り大きな10号ポットに植え替えた。 たい肥をまぜ、骨粉、油かすを入れた。 |
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2004年 9月 | 2004年 9月 | トラブルについて |
苗を植えてから3年目の夏です。 かなり背丈も高くなりましたが、花は咲いたことが ありません。果樹木は実をつけるまで、年月が かかるらしいですけど、はたしてこの木にレモンが なる事があるのでしょうかー? でも、諦めずに育てます! |
ある朝、みずやりをしていて、発見しました。 上のほうの葉に、画像のような白い斑点が ついています。 うどん粉病にしては、はっきりと重点的に 白くなっています。 病気になってしまったのでしょうか? 切り取るだけで済ますか、薬品を散布したほうが いいのか? 迷います。 |
園芸相談へ、この葉が病気かどうか の質問を載せてみました。 すぐに回答してくださる方があり 「暑い昼間に上から水をまいたのでは?」 との見解を頂きました。 どうやら、水がレンズの役目をし 葉を焼いてしまったらしいです。 言われる通りに、暑い日に朝水を与えず 午後2時頃しおれ気味の葉に、冷やすつもり もかねて、水を蒔いた覚えがありました。 不注意でした。 白くなってしまっている葉を、切り落とし その後広がる傾向が見られなければ 回答してくださったとおりに、水やりの失敗が 原因です。 |
2005年 1月 | 2005年 5月 | |
寒さで少し元気無し。 葉も黄色くなってきた。 少し剪定しました。 |
葉に青さが戻り、新しい葉が伸びてきました。 |